【特別企画】チューターインタビュー!
こんにちは!SNS担当の安達です!
ついに夏が本格的に始まりそうですね!夏休みをどのように過ごすか、まだ決めかねている学生の方はいませんか?是非ひと夏の思い出を交流会にて過ごしましょう!
さて、そんな今日のお題は以前予告していたチューターインタビュー企画!
第40回 政策・情報 学生交流会にて分科会「Road To Roudou」を開催した、
高校時代からの友人で、交流会を通じて切磋琢磨しながらチューターを務めきったお二人。
果たしてどのようなお話をしてくださるのか…!?
今回の企画を通じて少しでもチューターへの理解が深まれば幸いです!
以下インタビュー記事です↓↓
―――お二人はなぜ一緒にチューターをやろうと思い至ったのですか?
横山健太(以下横山):39th交流会※¹でチューターをやったんだけどね、交流会が終わってまたいつもの大学生活を過ごすうちに、もう一回チューターをやりたいなぁ、って思ったんだ。じゃあ誰とやるかって考えたときに、3年生の時に参加したホームレス支援のボランティアを思い出して。そこで労働に関する問題意識が生まれたから同じ意識を共有できる人とやりたいなって考えて、謙吾は労働問題について元々勉強していてたくさん知識とかあったから、じゃあそこに俺が合わせて分科会を開催しよう!って決意した。で、一緒にチューターをやろう!って謙吾に猛プッシュした(笑)。
渡辺謙吾(以下渡辺):交流会自体は前から横やん※2から誘われていたんだけどね、なかなか予定が合わず。でも所属している学生団体※3で労働問題を取り扱っているんだけど、その中で自分たちの学び、問題意識をアウトプットする場が少ないとは常々感じていてね。見慣れた人たちばかり相手にしているうちに、全く自分たちのことを知らない外部の人に自分の想いが伝わるか試してみようと思って、チューターをやってみようと決意したんだ。
―――なぜ労働問題について分科会で取り扱ったのですか?
渡辺:大学や学生団体で、現在の社会は働くことに関して色々な問題があることを学んでいくうちに、どんな労働に関する問題も決して他人事ではないなと思うようになってね。じゃあみんなにも実際に問題が起こったらどうするか、どこか遠くの自分とは関係のない出来事としてではなく、自分事のように問題を捉えてほしいなって想いがあったんだ。
横山:大多数の学生は就職活動をして、卒業したら働き出すしね。その前に労働という観点から社会の問題を考えて、自分の中に落とし込んでいこうじゃないか、っていう考えも二人の中で共通してあった。分科会名の「Road To Roudou」も、「労働という社会の関わり方への一つの道」っていうニュアンスが込められていているんだよ。
―――渡辺さんは初チューターとお聞きしましたが、チューターには最初どのような印象を抱いていましたか?
渡辺:初めて聞いたときは、四日間もワークできるのかなって(笑)。交流会自体は横やんから説明を受けていたからある程度は想像できたんだけど、ワークショップに関しては普段はやったとしても一つの企画で3時間いくかいかないかだし、タイムラインを見るまでは全くチューターっていう動き方の予想がつかなかった。
横山:自分も初めてやったときは同じ印象を受けたな~。大学1、2年生のときに自分もワークショップを開いた経験があるんだけど、企画の中核を考えるのは先輩たちに任せていたから、交流会のチューターが初めてかな。自分で最初から最後まで考えたのは。
―――当日までの準備はどんな風に進めていたのですか?
横山:11月末※4に二人でやろうと決まって、そこから三か月かけて企画書を作っていったよ。一番二人の間で大事にしていたのは「なんでこの分科会をやるのか?」ってところかな。あとはチューターとして参加者に対してどう振る舞うか考えたりとか。
渡辺:それと、実際に当日やるワークを自分たちで試してみたね。「本当にこの通り進めることができるのか?」って感じで。
―――では、準備を進める上で苦労した点はありましたか?
横山:一番苦労したのは意思の疎通かな。大学が関東と関西で離れているから基本Skypeを利用してミーティングしていたのだけど、なかなか思うように考えが伝わらない時もあって。だからどうすれば自分の意図を上手く相手に理解させるか自然と考えるようになった。
渡辺:写真を携帯で撮って送り合いながらなんとか共通認識を保とうと工夫していたよ。でも本当に仲の良い関係でなければエリアを跨いでのチューターはおススメしないかも。あとは交流会のコンセプトとのすり合わせも結構時間を割いたな。スタッフと定期的に連絡を取り合って進捗報告を行ったり企画案に対するフィードバックをもらったり。コンセプトに対してお互いが同じ認識を持つためにね。
分科会「Road To Roudou」のワーク風景
―――交流会当日の経験をお聞かせください。
渡辺:最初はやっぱり緊張した(笑)。あとは準備期間中に二人で試しきれなかったワークをやるときが一番不安だったかな。それと単純に交流会自体の雰囲気をつかみ切れてなかった。
横山:俺は一回チューターを経験していたから準備中は自分がよくリードしていたんだけど、当日は謙吾が参加者の質問とか積極的に受け答えしてくれて、逆にリードされちゃったな。それを踏まえると、当日までの事前準備を含めたうえで、互いにできないことをうまく埋め合わせながら3泊4日間進められたね。
―――では逆に、楽しかったこと・嬉しかったことはありますか?
横山:色々あるけど、一番は参加者に自分たちの想いが少しでも伝わったことを実感できたことかな。交流会が終わった後に参加者と話をしたら「ホームレスの方々を見る視点が変わりました。」って言ってくれてね。アウトプットの質疑応答の際に労働問題に対する意識の変化が見られたんだ。労働問題を自分事として捉えてくれたんだな、って思ってその時は本当に嬉しかったよ!
渡辺:横やんの言っていることもそうだし、単純に自分たちが伝えたいことを伝えることが楽しかったな。参加者に新しい気づきを与えることができたんだなって。それがチューターの醍醐味だと思うよ。
―――チューターを経験して自分自身に何か変わった点はありますか?
横山:相手に対して自分の考えを伝える力が鍛えられたな。チューターをやる上で自分の想いを相手に伝わるように言葉にしないといけないし。具体的に言うと物事を深く考える力が身についたって感じかな。何故それを伝えたいのかって自分自身を見つめなおすきっかけにもなった。
渡辺:俺も同じかな。相手にとって伝わるような言葉を意識して使えるようになった。労働問題でも初めて接する学生にもわかるような語り口にしようと四日間中ずっと考えていた。社会に出たときにもこの考え方は役に立つと思うよ。でも楽しかったけど課題も見つけたな。もう少しワークの内容を深掘り出来たんじゃないかって。それに自分たちの分科会に来てくれた学生以外にも広く自分たちの想いを伝えたいと思った。
―――最後に、この記事を読んでいる学生に対して一言!
横山:チューターに興味がある人向けに言うと、「やりたいと思うならとりあえずやってみよう」ってことかな。根性論かもしれないけど、やらないと何ができないのかってことすらわからないし、やりたいことがあるのにやらないままで終わると後悔しか残らない。それにチューターを務めることで生じるデメリットって準備にかける時間ぐらいだから、チューターをやることによるリスクとは一体何か、改めて考えてもらった上で一歩踏み出してもらいたいな。後悔しない選択をしてほしいです!一言じゃなかったけど(笑)。
渡辺:俺も一言じゃないけど、横やんが言ったとおり、自信がない人は「自分」を「人」に「言う」ことを通じて「自信」をつけてみてほしいです。チューターにはそれができる環境があるので是非チャレンジしてみてください!…って感じかな。
※¹分科会「カチナンデス?」を指す(http://koryukai.org/39th/?page_id=612)。39th交流会では「個人の価値観と集団の意思決定」をテーマに分科会を開催していた。
※2横山氏のニックネーム。
※3渡辺氏は学生による労働組合「関西学生アルバイトユニオン」(http://kanuni.jimdo.com/)の共同代表を務めている。
※440th交流会では2014年11月下旬にチューター募集が行われた。
…いかがでしたでしょうか?
少しでもチューターへのイメージが掴めたかと思います!
そして現在、第41回 政策・情報 学生交流会では、分科会のチューターを募集しております!
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【チューター募集について】
<募集要項>
・日本国における大学生及び大学院生、短期大学生、専門学生。
・過去開催回への参加経験は問わない。
・交流会及び41st交流会のコンセプトに賛同している。
・学生に対して伝えたい問題意識・想いがある。
・チューター説明会に参加している。
・交流会当日の全日程(2015年9月14日~9月17日)に参加可能であり、4日間分科会の運営に責任を持てる。
・一分科会あたりのチューター人数は2~3人。1人での分科会の開催は不可。
※エントリーはお一人様からでも可能です。
<チューター選考の流れ>
- エントリー(6月8日(月)~6月21日(日) 同期間内にチューター説明会も行います)
- 第一次分科会企画書提出(6月22日(月) 23:59まで)
- 合否連絡(6月29日(月)の予定)
<エントリー内容について>
メールで行っていただきます。
下記の内容を記入いただき、
( 41st.bunnkakai@gmail.com )まで送信ください。
(1)氏名
(2)大学名、学部学科、学年
(3)一緒に分科会をするチューターの
氏名、大学名、学部学科、学年
(4)チューターを希望するにあたっての迷いや不安、相方がまだいない、などの状況
(5)連絡先(電話番号、携帯アドレス、PCアドレス)
<募集期間>
6月8日(月)~6月21日(日)23:59
基本的には、各エリアのスタッフが会って対応いたします。
予定が合わない場合はSkype等を使用する場合がありますのでご了承ください。
<チューター説明会について>
エントリーしていただいた方に、上記募集期間内にて、スタッフから41st交流会について詳しい説明を行います。
41st交流会のコンセプト理解の手助けと、チューターをするにあたっての不安や疑問を取り除けるような場にしたいと考えております。エントリー後に日程調整をさせていただきます。
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少しでもチューターに興味を持ったら上記アドレスまでご連絡ください!
チューターに挑戦してみたい、自分の問題意識を広く学生に共有してもらいたい、自分の限界を打ち破りたいと思う方!どしどしご応募お待ちしております!
「相方が見つからない」「チャレンジしてみたいけどやりたいテーマない…」などなど、チューターをやるにあたっての不安や悩みがある方もご連絡ください。
スタッフがお悩みの解決をお手伝いいたします!
チューターに挑戦してみたい、自分の問題意識を広く学生に共有してもらいたい、自分の限界を打ち破りたいと思う方!どしどしご応募お待ちしております!
今日はここまでです。
読んでくださりありがとうございました!
(安達)